“地方生産者とお客さまをつなぐ”をテーマに食のPRイベントを開催

帰省・旅行のシーズン、年の瀬が近づいてきました。

そのようなこれから繁忙期を迎えようとしている東京駅で食のPRイベントを開催しました。
クライアント様のご依頼の内容は、食関係のテナントが入っている商業施設のいくつかの店舗の入れ替えとリニューアル店舗の発表という内容でした。

正直これだけ聞くとイベントを開催するほどのPRバリューがあるかと懸念と疑問がありましたが、新規性、独自性、時事性、意外性、優位性、季節性といった観点からこのプロジェクトでどのような強みが出せるか、PRバリューを生み出せるかについて分析し、ご提案をしました。

その一番のテーマの柱にしたのが、“地元食材にこだわった商品”です。
今回2店舗の出店、1店舗のリニューアル店がありましたが、そこで共通していたのが地元食材にこだわった駅弁や商品です。
ヒアリングすると、各社に地元の生産者が誇る作り手が見える食材の採用に積極的であり、それが共通した独自性、時事性、優位性であると判断しました。

地方創生は国が掲げるプライオリティの一つです。
地方創生に貢献する企業、およびそのビジネスモデルは世の中的に注目されるテーマの一つです。

イベントはお昼時間に設定し、その場でお集まりのメディアの方々にランチとして召し上がっていただきました。
お忙しいメディアの方々にできるだけお時間が無駄にならないように、また食品なので、試食して体感いただき共感いただければと思いました。

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PRイベントでは各社の代表者から企業のビジョン、生産者との関わり、生産者が精魂込めて作った食材でできた商品に対する思いを簡潔に話していただき、お集まりのメディアに多くのご質問をいただきました。

また、フォトジェニックな商品もありましたので、商品を陳列し、写真が拡散されるような仕掛けづくりもしました。

結果としてはキーメッセージをカバーいただきながら各店舗の地元食材にこだわった商品や店舗が紹介される素晴らしい機会となりました。

PRは企業と社会が互いにベネフィットを享受することを目的とした戦略的なコミュニケーションプロセスを作りです。
どのように作っていくかは容易いものではありませんが、積み重ねていくことで社会の信頼を得ることができます。

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