地方コミュニティにPR、工場新設に伴い地元でプレスイベントを開催

岩手県の人口約3600人の町にてプレスイベントを開催しました。

周りは緑と畑に囲まれ、信号もコンビニもない自然にあふれたのどかな町です。
弊社のクライアント様がその町にて、同社社長様が通った廃校になった小学校をそのまま建物を残し本社にし、この度同その小学校の体育館にハンバーグ工場を新設されました。

同社は東京ではPRの効果もあり認知度が上がってきましたが、東京でのブランディングに力を入れてきた半面、地元におけるコミュニケーションはPRの観点ではこれからという段階でした。
人口約3600人の町で近い将来100名規模の雇用を創出する事業になります。

この機会に地元のコミュニティにメディアを通じてしっかりとコミュニケーションしようという目的を持ち、プレスイベントを開催しました。
廃校になった小学校を使うことは、一見コストセーブできるように思われるかもしれませんが、実は工場向け特区などと比較すると利便性や運営面で決してリーズナブルとは言えません。
しかしながら、この社長様は地元と東京をつなぐビジネスモデルを構築し、地元に利益還元できるように、敢えてこの閉校した小学校にハンバーグ工場を作りました。

プレスイベントには、全国紙、経済紙、ローカルテレビ、ローカル紙含め20人以上のメディアの方々にお集まりいただき、高い関心をお持ちいただきました。
また、この機会を最大化するために、進行していた全国テレビの特集の中でも大きく取り上げていただきました。

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同社について詳細をご存知ないメディアがほとんどでしたので、社長より地元に本社を置き続けることへのこだわり、地元生産者様とのつながり、同工場新設への熱意をお話いただき、体育館内のハンバーグ工場をご案内し、新製品焼成ハンバーグをお召し上がりいただきました。

1.地元の廃校になった小学校を利活用する。
2.地元で雇用を創出する。
3.国内外に販売し、地元に利益を還元する。

という3つのキーメッセージを強調することで、メディアの方々は新規ビジネスという観点だけではなく、社会的な意義について多く報道されました。

地元のコミュニティに訴求できる素晴らしい内容となりました。

地方でのプレスイベントでは、その地で事業展開する意義、効果、貢献についてしっかりとキーメッセージを作り訴求していくことが大切です。
また継続したコミュニケーションを重ねることで、地元コミュニティとの信頼作りができるものと思います。

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